自作エフェクター基板

カスタムODとカスタムDistのカスタマイズの一例です。

①シンプルに作る

難しく作らずにシンプルなオーバードライブ(ディストーション)として作ってみる例です。

オペアンプやD1~D4のクリッピング、R4とC4の定数を調整するだけでもだいぶ変わります。
R4やC4の値が大きくなると増幅量が少なくなってしまいますので、R3やGAINの値を大きくする調整が必要です。

 

 


②クリッピングを変えてみる

D1~D4またはD6~D9は歪の質を作り出すクリッピングダイオードです。
こちらを色々なダイオードで試してみると歪の質が変わります。

マーシャル系のような太い音にしたければLEDを
TS系のようなフェンダーライクな音はシリコンダイオードあたりが良いと思います。

下図のように非対称クリッピングにしてみるのもいいと思います。

 


③リッピングを切り替える

ミニSWで簡単に切り替えられるものが楽ですが、
あえてフットSWで切り替えて、切り替えた際にLEDの色が変わる例です。

2カラーLEDを仕込むのは3PDTじゃなくミニSWでも可能です。

 

 


④カットオフの調整

S4とS5を短絡させて、R4・C4・R8・C9の調整を行うとより複雑な音作りが可能です。
R8をポット化してしまったり、C9のGND側の足を基板に付けずにR4とC4の間につなぐなども良いと思います。

S4とS5にSWを入れてもいいのですが、SWを切り替えた際の増幅量(GAIN)に差が出ます。

 


 

上記例はあくまで一例になります。

小さなユニバーサル基板を追加したりなど
拡張性のある基板ですのでやりたいことはもっと広がると思います。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事