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音色研究会ポットのはんだ付け

20225/13

製作に必要な工具類

エフェクターを自作製作するにあたって必要な工具やあると便利なアイテムを紹介します。


【基板/配線】

●はんだごて
できれば温度調整機能のあるものが使いやすいです
(熱が逃げやすいGNDのはんだ部分は高温で一気にやったりしています)
こて先は弊社で試作品を作る際にはC型と呼ばれるストローの先のような形状のものを使用しておりますがお好みの使いやすいもので大丈夫です

●はんだ
銀が入っていると音質が・・・・など噂がありますが
鉛入りの普通なやつが使いやすいと思います
うちの試作品では0.6mmのものを使用しております

●ニッパー
別に精密ニッパーなどでなくとも普通のもので結構です

●ワイヤーストリッパー
なくてもいいけど線材の被覆が楽にきれいに剥けるのであると便利です

●ラジペン
精密ストリッパーや精密プライヤーともいいます
なくてもいいけどあると便利です

●ミニバイス
なくてもなんとかなりますがはんだする際に部品を固定するのに役立ちます

●ツールクリップ
なくてもなんとかなりますがはんだする際に部品を固定するのに役立ちます

●逆作動ピンセット
パーツを抑えるのに重宝しますがなくても輪ゴムやクリップでも代用可能です

●テスター
抵抗値を確認したり導通のチェックに使用しています
電子部品屋で抵抗を買う際に抵抗値ごとに分けるのではなくて1つの袋にまとめて入れられてしまうことがあるのでよく使用しています

●熱収縮チューブとライター
きれいに絶縁保護できるので使用していますがビニールテープなどで代用可能です

●絶縁ツール
基板や部品等がケースに接触してしまうと音が出なかったりするので絶縁処理しますが弊社試作ではクリアファイルを切って使用したり、ビニールテープをケース内側に貼り付けたり基板のクッション材としてスポンジ(激落ちくんなど)を利用しています


【ケース加工】

●ドリル
おそらくアルミダイキャストにしか使用しないので安いもので大丈夫ですが
ドリルビットは金属用にしておきたいです
使用する穴径のドリルビットが準備できると楽になりますがリーマーがあれば小径のものだけでも大丈夫です

●リーマー
アルミケースは手でガンガン削れますのでリーマーさえあれば穴は問題ありません
12~14mmくらいまで広げられるものがあるとバリ取りにも使えて便利ですがドリルが揃っているなら必要ないです

●やすり
100均などの円柱状のやすりがあるとバリ取りやはんだ面のメッキはがしなどに使えますがなくてもなんとかなります

●プリンター
ケースの穴位置型紙をプリントしたり
ケース表面用にデザインのシールを印刷するのに使用します
もちろんなくても音は出ます

 

上記で紹介したものはないと絶対にできないというものではなく
あくまで一例です。

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