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20225/25

はんだについて

自作エフェクターを製作する際に必須となる「はんだ付け」の説明です。

 

【はんだを使用する際の注意点】

はんだのこて先はつねにはんだが付いている状態が正常です

こて先にはんだがない状態で熱が入っているとこて先が酸化してしまい、はんだが溶けなくなり、酸化した部分にはんだが乗らなくなってしまいます。
こて先が汚れた際にはこて先についているはんだを落として綺麗にしますが、その瞬間以外は基本的にこて先にははんだがついている状態を保ってください。

使わない時間は電源OFF

はんだに熱が入っている状態ははんだ付けするときです。エフェクター製作中にずっと電源を入れておくとこて先にはんだが付いていてもどんどん熱が加わりこて先が酸化します。はんだを使用するときにのみ電源を入れるようにするとはんだごてが使いやすい状態を保てます。

道具を選ぶ

ギター本体のボリュームやトーンポット周辺のはんだをしたことがある方は経験していると思いますが、GND等の熱が逃げやすい箇所へのはんだはなかなかはんだが溶けにくかったりはんだがのりにくかったりとやりにくいです。
温度調整機能のついたはんだごてで一時的に温度を上げてはんだすると急にやりやすくなったり、はんだのこて先についても部分によってやりやすい形状のものなどあります。
はんだ付けを行う際に部品を固定するためのバイスやクリップスタンドなどがあるのとないのでははんだ作業が全然違ってきます。
はんだが苦手だったりやりにくさを感じている方はご自身のやる内容にあった道具を選定してみてください。

 

 

【はんだの基礎的なテクニック】

はんだ付け

抵抗やコンデンサ等の足の部分をリード、基板のはんだが付く部分をランドといいますが、はんだごてをリードとランドに同時に付けてリードとランドに熱を与えたところにはんだを流し込む作業がはんだ付けになります。
リードとランド両方に熱を与えないとはんだは付きません。
感覚的にはんだのこて先にはんだを付けておいて、リードとランドにはんだを付けて接着させるというイメージはちょっと違うように思えます。
あくまで熱を加えたリードとランドにはんだを流し込んでやるという感覚にしておくとはんだは上手くなると思います。

部品によっては熱に弱い電子部品もありますので熱を与える時間は1~2秒といったところです。
①こて先をリードとランドにつけて熱を与える
②はんだをリードとランドに流し込む
③こて先をリードとランドから離す
上記3手順でおよそ3~4秒ほどが目安です。

 

予備はんだ

線材となにかの部品をはんだ付けする際には、線材の被覆を剥いた際に心線をねじって真っ直ぐにしてあらかじめ心線にはんだでコーティングする予備はんだをしておきます。
これをすることでより線の心線がほどけることもなく、心線へのはんだ付けが非常にやりやすくなります。
はんだでコーティングされているものははんだがとても付きやすくなりますので、心線だけではなくはんだが付きにくそうな部分やパターンにも使用されます。

 

ちょん付け

心線と平らな箇所をはんだ付けするときによく用いられるはんだ付け手法です。
接着に少々不安はありますが、取り外しやすいという長所もあります。

 

ひっかけからげ

心線と穴のあいた部分をはんだ付けするときによく用いられる手法です。
これではんだ付けするとまあ取れないという安心感があります。

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